あの超有名な 世界遺産 五箇山の住所は？

当館より、北陸自動車道路・東海北陸自動車道路を経由して約60分で、世界遺産で超有名な「五箇山」に行け
ます。ただ五箇山というインターチェンジがあっても、五箇山という住所（または行政区域）がないということはあ
まり知られていません。平成の大合併で現在は南砺（ナント）市ですが、以前は上平（カミタイラ）村・平（タイラ）村・利賀（トガ）村の３つの行政区の地域を五箇山と呼んでいます。また合掌集落も白川郷と違い、2ケ所にわかれていまして、菅沼集落と相倉（アイノクラ）集落となります。（車で約10分くらいの距離）
もともとは鎌倉時代の倶梨伽羅峠（富山石川県境）での源平合戦に敗れた平氏の落人として五箇山にすみついたといわれていて、五箇山の四方を山々に囲まれた深い谷という風景を見れば、隠れて暮すには最適だと納得させれます。合掌集落としては白川郷のほうがなにかと脚光を浴びますが、俗的な面で観光地化されていない五箇山は、ある意味タイムスリップの感覚を味わえる日本でも数少ないスポットではないでしょうか？
おすすめのルートとしては、五箇山と南砺市・城端（ジョウハナ）を結ぶR304号線か南砺市・井波（イナミ）を結ぶR156号線の一般道路を是非利用してください。五箇山エリアがどれだけ秘境かを感じ取れるかと思いま
す。（東海北陸自動車道路の区間としては、福光IC～五箇山ICとなります）
最後に、五箇山は「こきりこ節」など民謡の宝庫ともいわれています。
越中観光の前線基地「つるぎ恋月」に泊って、ぜひ世界遺産「五箇山」へ行ってこらーれ！　　　上野